案内
 
単葉
複葉
 
 雑記
 
 記帳
 
 リンク
 
 

 

前の詩 次の詩
 
   弦月仰ぐ
夏の背を見るころには
そのもうひとつ前の季節の終わりにあった
散り敷く狂騒の華やぎは無く
夏の乱れ箱に残された飴色の洞を
暮れ方の涼風とひきかえにする

 

 
前の詩 次の詩