普段通り
「来いよ」
それは、よその隊舎だけど、ついでに夕飯を食べて行こうかどうしようかと廊下の端で迷っていたときに私を振り返って言った言葉。
「情けねぇな、おい」
それは、この前ドジを踏んだ隊員のひとに舌打ちとともに投げていた言葉。
「あぁ。」
それは誰の問いに応えるときにも使う、とてもありふれた音節。
いつもと違う言葉があるわけじゃないのに、どうして、二人の時には胸が苦しくなるような空気を帯びるのだろう。
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