更木隊長の妻バトン


Q1.更木隊長と結婚されてから、どれぐらいですか?

 一週間前に祝言を挙げました。

Q2.お二人の出会いについてお聞かせください。

 お見合いでした。
 山本総隊長殿の「ともかく…裏表の無い男じゃ」という言葉に背中を押されてお会いしました。
 聞いた通り、飾り気の無い率直な言動が男らしい…と、うっとりしているうちにトントン拍子で伴侶に望まれ、結婚が決まるまであっという間でした。

 スピード婚です。
 実は、かなり女として自信を持ってしまいました。

 でも、一昨日夫から聞いたところでは

「見合いなんざ2回もやってられるか」と思っていたそうです。

 なんだか、かなりガックリしました。

Q3.プロポーズはどちらから? また、どんな言葉でしたか?

 夫からでした。
 たぶん。

 貴族の方のお屋敷は、それはもう広くて立派だそうです、などと話していたら、家に凝るヤツの気がしれない、なんて言ったあとで自分の家について話すついでに言ったのが、あれが一番プロポーズに近い言葉だったんじゃないでしょうか。

「広さはある。も一人ぐれぇどってこと無えぐらいはな。」

Q4.蜜月はいかがでしたか。

 祝言の夜、夫は骨張った大きな手で優しくやちるちゃんを抱き上げて寝間へ運び、おやすみ3秒で寝てしまいました。

 私だって、一応その前に、夫婦の時間を作るべきだとアピールしたんです!

 そしたら「てめえと俺は初対面同然だろうが」と呆れられました。

 なにそれ!! ねえ、結婚てそういうもんじゃないですよね!?

 その後やることが無かったので、宴会場に戻って残っていた人達と飲み明かしました。
 ふと気がついた時には、集まっていた皆さんが正座して私の愚痴を聞いてくださっていました。

 でも、なぜでしょうか?

 私には、一升空けたあたりで京楽隊長が「いいよねえ人妻ってさあ〜」とおっしゃったところまでしか記憶がありません。

 蜜月って…何ですか?(遠い目)

Q5.一日で一番幸せな瞬間はいつですか?

 夫が帰宅したときです。
 今日も生きて帰ってきてよかったと心から思います。
 一瞬だけ、この人が無事ならもう何もいらないと思ったりすることは、夫には永遠にひみつです。

Q6.ケンカをしてしまったら、先に謝るのはどちらですか?

 ……私です。

 でも、口ゲンカしかしたことがありません。

 一番最近のは、夫が先に帰宅していた時のことでした。
 私が帰ったら玄関から廊下に点々と血まみれの足跡がついていました。それは風呂場まで続いていて、脱衣籠に血と何かの肉片らしきものがこびり付いた死覇装一式が突っ込んであったんです。

 非難したら、よくあることだから慣れろと言われて口論になりました。

 いつか向こうから詫びを入れさせたいので、次の七夕も例年以上に頑張ろうと思います。

Q7.お気に入りのデートスポットを教えてください。

 デートしたことないです(泣)

 二人っきりで会う前に、まず三人(夫、やちるちゃん、私)で川の字になって寝るという達成目標が立ちはだかっています。

Q.心に残るプレゼントは何ですか?

 金平糖です。

 今さっき、やちるちゃんが私にくれました。
 私も仲間に入れてもらえたんだと、とても嬉しく……え? 夫からのですか?

 えーと。もともと、やちるちゃんの金平糖は夫が買ったので、そういう意味では夫からだと思えなくも……ハイ、…かなり苦しいですね。

Q.夫婦円満の秘密は何でしょうか。

 結婚するまでは、相手を両目で見よ。
 結婚してからは片目で見よ。という言葉があります。

 私には、結婚してからもピンと来ない言葉です。
 ただ、どこで何に目をつぶるかがポイントだな、とは思います。

Q.最後に、旦那さまに一言どうぞ。

 私ふつつか者ですが、妻として、このままでは終われないので、どこまでもついて行きます。
 覚悟しておいてくださいね。












◇2009.08.13◇
 元は「○○の妻バトン」だった気がします。
 拾ったのが、かなり前なのと、質問を作ったのは管理人では無いため、ドリームとして扱っていいのか悩みました。が、結局、小ネタに良いかな、ということでここに置くことにしました。



夢小説 | リンク |  雑記 | 案内