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「言いにくいこと」

 痛んでいた足はほとんど良くなりました。ビタミン剤を飲んで、睡眠時間を増やしたのが効いたみたいです。
 無料で街の情報やクーポン券が手に入れられる情報誌がコンビニなどに置かれています。カフェの紹介や散策コースなども充実していて読み応え十分です。
 ある知人はビューティーサロンの記事を読みながら「アーユルヴェーダって、なんだかいやらしい感じがする。」と言っていました。 カーマスートラと混同しているのではないかと思いますが、保身のためにも、はっきり指摘するのは気が引けたので、何かと混同しているのでは? と言うにとどめておきました。

2008年8月3日(日)
「計画的な夏」

 お盆休み間近です。今年は休みを利用して、普段できないことをする予定です。
 思い切って早めに寝たり起きたり毎日猫を撫でたりするのです。
 さて、8月に入って一番のショックはガソリンの値上がりでした。あらゆる商品にひたひたと値上げの波が打ち寄せるこの頃、割引されていると値札を見るだけで得をしたような、うれしい気分になります。
 でも、インターネットの広告でタロットカードが30%OFFだった時は違いました。
 そのカードからは目に見えない失われべからざる何かが3割なくなっているように思えたからです。
 値引率は同じなのに妙な話です。

2008年8月8日(金)
「訂正のお知らせ」

 計画は順調に達成されています。
 ただ、我が家の老猫は盆休みの最終日に体調不良になりました。彼女はここ数年、たびたび膀胱炎を再発させておりますが、毎回医者が休みの時期を見計らっているかのようです。
 先週の後半は猫の介護に家族全員でかかっていました。
 昨日は、ようやく元気に文句を言えるようになった猫の横で古語辞典を開きました。前回の雑記について母から「べからずの活用は「失うべからざる」が正しく「失われべからざる」は誤りではないか。」と指摘されたからです。
 私も気になっていたので調べてみました。
 まず、「べからず」は連語です。(推量の助動詞「べし」の未然形+打ち消しの助動詞「ず」)
 「ず」の連体形は「ざる」でさしつかえないでしょう。
 次に「べし」は基本的に活用語の終止形に付きます。
 「失われる」を下一段活用の動詞とした用法では、正しくは「失われるべからざる」であることが分かりましたので、訂正をお知らせいたします。
 母の主張は「失われる」は「失う」(他動詞五段活用)の受身形であるから、もともとの動詞の終止形に接続して「失うべからざる」が正しいというものでしたが、前回の文脈上は「失うべからざる」に変える必要を感じないため却下いたします。
 補足として、それぞれ異なるニュアンスを持つ二つの例文を挙げておきます。
 1.彼は殺されるべからざる活動家だった。
 2.彼は殺すべからざる活動家だった。 

2008年8月19日(火)
「前兆の活用」

 おかげさまで、猫が活発に鳴いたり食べたりするようになりました。
 以前かかりつけの獣医さんから「よく見ていれば体調の悪化が分かるはずです。」と叱られたことがあります。あわてて休日や夜遅くに診察を受けに行っていた私たちは反省しましたが、今回も前兆はよく分かりませんでした。
 振り返ると思い当たるふしはありますが、なにしろ人間で言えば90歳台です。ぐったりしているのか、のんびり寝ているのか自信がなかったり、すこし日常生活が不振でも「歳のせいかも」と見過ごしていました。
 一番大きなハードルはまだあります。それは、次会に「猫の調子が悪そう」と私が気づけたところで、他の家族も早めの受診を決意するほどの危機感を持ってくれるだろうか、ということです。
 猫が「なんかちょっと調子わるいねん。」などと言ってくれないものでしょうか。

2008年8月21日(木)