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「雨の土曜日」

 雨の降っている土曜日です。
 紙に書いてある日記を読み返すと、ここ16日間ずっと私は体がだるくて家で 寝てばかりです。夕ごはんを食べ終わると、ひきずりこまれるように眠く、それは まるで息ができる泥で体ができているかのようです。あるいは寝不足の猫が とりついているのかもしれない。
 そんな中「でもほら7月だから」と言いながらタグと文章を交互に打ち、 トップの写真もアップできました。あと、今私の隣で寝ている猫の耳の中は ピンク色です。今日、獣医さんへ行って掃除してもらったからだそうです。

2005年7月2日(土)
「七夕」

 笹に願い事をしないこのごろですが、みなさんのお家ではいかがでしょう。今年はあいにく雨ですね。
 最近、体が一日中だるくて不調だ不調だと思っていいました。一日のうちで比較的元気な時間は 仕事時間中なので、家に帰って明日へつながるようなことを何一つしていません。
 さてそれで、何が一番疲れるかと考えてみますと、平気の振りをしている時だというところへ落ち着きました。元気なふりをしながら 仕事をし人と会い家族と話すエネルギーが疲労に追いうちをかけているようです。また、困ったことに私は 一番調子の良くないときは、それを他へ伝えることもできないところがあります。そんなわけで今日の雑記は暗いように 読まれるかもしれませんが、実は少し回復周期に入っている証拠で書いている本人にはおめでたい話なのです。

2005年7月7日(木)
「更新記録」

 小声の爪No.21をトップにアップしました。
 雨が続く季節は特に、夕暮れに光が少なくなった空の景色がきれいです。 私のお気に入りの空はいつも、雲が多い空になります。そんな空はからりと晴れ渡ることが あまり多くない私の心模様に寄り添っているのかもしれません。

2005年7月9日(土)
「ファンタジー」

 人間の身体は60%が水で、
 雨が続く季節は特に、夕暮れに光が少なくなった空の景色がきれいです。 私のお気に入りの空はいつも、雲が多い空になります。そんな空はからりと晴れ渡ることが あまり多くない私の心模様に寄り添っているのかもしれません。

2005年7月9日(土)
「わたしのファンタジー」

 夏の休みは本当に来るのかどうか自信がないほど疲れているこのごろです。ただ、夜には多少元気になって、 良い考えも浮かびます。たとえば「今日は疲れているので早く寝て、すっきり起きてからメールを書こう。」とか 「今は眠いので、とりあえず早く寝て明日の朝早めにすっきり起きて新しい一日を始めたらよい。」あとは、「あー ねむい。もうこうなっては一刻も早く寝て、あとは起きてからなんとか考えたら良い考えが浮かぶよね。ぐ−」
 どれも大変良い案で、今のところ全部計画倒れであることぐらいしか欠点がありません。
 さて、そのように一週間を過ごし、ひさしぶりに前回の雑記を見たところ、なんでしょうか。 どう読んでも途中で文がとぎれていませんか?というのも、人間の身体は60%が水ですが、 先日の空気の湿度は80%あったのです。ということは人間より水分比率の高い 目に見えないなにものかと、私達は四六時中ぴったり肌を触れ合わせていたのだと、そう考えることは ファンタジックな空想ではないかと他人に話すと、そのファンタジー性は 欧米産の一般的なフェアリーテイルには属さない性質であるし、日本の遠野物語に近いタイプの 薄気味悪さを感じさせると、よく嫌がられます。

2005年7月16日(土)
「窓を開けて」

 走っている車から手を出すのは危険です。今日も横を車で走っていた私はハラハラさせられた のですが、選挙期間中は仕方ありません。白い手袋の数本に気をつけながら通り過ぎました。
 さて、7月が終わろうとする夜はまだまだ暑く、この前は部屋の外でかすかな音がしていました。
 「すととととたた」少し間が開いてから「したとととたたた」と、ごくごく小さい、長さ1cmあたりの バチで太鼓を打つような音です。明かりをつけて廊下を見ると、そこには体長15cmぐらいのヤモリが 居ました。ヤモリというのは、山にいる赤い腹をした水の中で泳いでいたりする生物と混同されている ことが多い生物ですが、赤い腹をしているのはイモリで、家の門灯の付近を狩場にしている灰色で やや乾燥肌の四足がヤモリです。
 15cmある個体はヤモリの中で大きめのほうです。昨日今日生まれた細い小指の先ほどのヤモリと違うのは 、まずかなりな判断力を身につけている点でしょう。「すたたとととと」と壁を走っては黒いつぶらな瞳で 抜かり無く辺りを確認します。 そして間合いを上手に計り、私の手をすり抜けて家具と壁の隙間へ走って行ってしまいました。

2005年7月30日(土)