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「ましろ」

 くちを開けば言い訳になりがちな今日このごろです。
 過日、紫煙に沈められたライブハウスにて「宮沢賢治のおはなしは、あれでおしまいですか?」と 聞いてくださった方が居らっしゃいましたが、終わっておりません。
 今日はとりあえず、白い白いページと化していた過去雑記の10月分を修正いたしました。
 ……何かと申しわけない感じです。  

2005年12月7日(水)
「更新記録」

 めずらしく雪がたくさん降り、雪に慣れない地元では電車や電気が止まっておりました。
 12月10日に、小声の爪No.23・24を、16日にNo.25・26をアップしました。
 また、今日はトップ画像を掛けかえてみました。

2005年12月23日(金)
「レコード大賞」

 今年は初めてレコード大賞という番組を見ました。初めて聞く曲ばかりで楽しかったです。
 さて、今回は続き物を年内に終わらせることができなかったことを棚に上げておきまして、 年末年始にふさわしく神社の絡む話をひとつ。
 家族でおしゃべりしていたときのこと。神話の話のついでに父(歴史学者)が「神社のご神体って、 確認したわけじゃなければ本当にあるかどうか分からないよね。誰か盗みに入ったら分かるのに。」などと 言いました。
私「それは危険発言なんじゃないの?いくら神社の奥に仕舞いこまれてるからって。」
父「えー、名古屋にある熱田神宮は草薙の剣がご神体だけど、あれは盗まれたことがある。」
私「え! ほんと!? いつ?」
父「前に。」  私は、そんなニュースは聞いたことが無いけれど、ご神体が盗まれたりしたら大騒動だったろうな、と思いました。
私「…で、その後ちゃんと神社は剣を取り戻したわけ?」
父「うん。そういうことになってる。」
私「へえ〜……。」
 ここで弟が冷静に、盗まれた時期について質問しました。
弟「“前”って…いつの話?」
父「7世紀」
 ちょっと理解が行き届くまで時間がかかったのですが、7世紀に起こった事件を「前に」と言い表すのは少々 大雑把な時間感覚ではないでしょうか。
弟「約1600年も前の話だとは思わなかったよっ!」
 その頃の歴史的事件には大化の改新(645年)などがあります。
母「あのさ、それって…お父さんが知っているということは、何かに記録として残ってるのよね?」
父「そう。日本書紀に。」
 押しも押されぬ資料が登場し、母と私と弟はとどめを刺されたような感じでした。


2005年12月31日(土)