「防災」(小声の爪を2つ更新)
数日前、大きな揺れが二度あった日のことです。
我が家では日ごろ、特に防災対策を取っていません。それで、数日前に震度4の地震に見舞われた夜は、場当り的非常持出しセットを作りました。
といっても、した準備は最低限逃げ出すためのものです。悪しからず。
最初に、とりあえず長袖の上着とスリッパを部屋の出入り口に置きます。これがあると玄関が使えない時も、裸足で外へ出なくて済みます。上着は寒さと、怪我を減らすために長袖です。
次に、水を汲み置きしたり、印鑑と免許証などを鞄に詰めたりしていました。
ここで物と余裕があれば、ライトと、万が一の場合に居場所を知らせられるホイッスル、テレホンカードが必携です。(大勢で利用すると、公衆電話はすぐに小銭で詰まってしまうので。)
準備をしながら、「あらー、お父さんが旅行から帰って来て、地震で家がどうかなってたら、お父さん、きっとすっごくショックでしょうねー」と笑いながら言う母。
そんなことになったら父がショックなどという以前に、私と弟がショックだと思いながらの作業でした。
最後に戸締りをするかどうかで悩みます。家の形が変わるほどの地震が来れば、あっという間に窓や扉が歪んで人力では到底開けられなくなりますが、防犯と防災の別れ道です。
2004年9月10日